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あなたの執事

第66章 専属の執事



「俺はお前を信用している。

お前ならゆいを幸せに出来ると信じている。




…もしゆいが今後悲しむようなことがあれば、

その時は

容赦なく俺がゆいを奪い返すからそのつもりでいとけ。」




ぐっと肩に力が入る



龍さんの眼はどこか切なく…
だけど力強く真っ直ぐ私の眼を見つめている



龍さんの強い想いが痺れるくらいに伝わってくる





私は拳を握り、眼に力を込め龍さんを見つめ返した






「龍さんに入る隙など作らないくらい…


私が必ずゆい様を幸せにしてみせます。」






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