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この恋は、特別(ふつう)

第3章 発展途上…?

田「いいですね。OKです。」

「いえいっ!!これで…やっと…」

ゆっくりできる~♪

田「なんか、幸せそうですけど、彼氏出来ました?」

「えっ!?」
す、鋭い…。

田「えっ!マジですか?…私もヤバいな…」

「田中ちゃんは、可愛いからダイジョブだよ!」

田「そうですね。それより…」

と、言ってバッグから、雑誌を出した。

田「今月号の○○、先生のドラマ特集されてますよ!!」

「…嬉しいの、そんだけじゃないでしょ?」

田「はいっ。表紙が、なんと!翔くんなんですっ!!」

翔くんというのは、紛れもない櫻井翔くん。

そしてこの子は、大の嵐&翔くん好き。
だからなおさら“その人、私の彼氏。”なんて言えない。

田「どうかしました?」

「いや?別に。それより、翔くん好きだねぇ。」

私も好きだけど。

田「はいっ!!!もう、早くライブに行きたくて。」

「じゃ今度、サインもらってあげる。」

田「いいんですか!?ってか先生、いつ会うんですか?翔くんと。」

あ、ヤベ…

「ほら、こっ、この前撮影見に行ったし、また行こうかな♪とか思ってたから。」

よし!我ながらうまく誤魔化せた!

田「じゃ、お願いします!」

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