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この恋は、特別(ふつう)

第3章 発展途上…?

あー。疲れた。

20ページ?冗談じゃない。
しかもそれにあわせて、他のやつもあるし。

はー。しんどい。

とりあえず、伸びをする。

まぁ、あと1ヶ月あるから大丈夫だとおもうけど…。

そうそう今日は、なんと翔に会えるんです!
3週間振りだぁ~。

よし、そのためにも今日の分は終わらせないと!

と、改めてパソコンに向かい直した。


ピンポーン。

おっ!来たか。

玄関を開ける。

そこにいたのは、ずっと会いたかった人…


じゃなかった。

『どうも、郵便でーす。』

冷静に荷物を受けとる。

ごめん、郵便さん、これだけ言わせて?

タイミング悪っ…。

ま、リベンジリベンジ!

ピンポーン

黙って玄関を開ける。

翔「久しぶり。」

久しぶり、って笑顔で言うつもりだったのに、君の顔みたら素直になれなくて、

「遅い…。」

なんて言ってしまった。

翔「ふふっ(笑)怒った?」

「…怒ってない。」

翔「ごめんね?」

そう言うと、私の腕を軽く引っ張って、抱き寄せた。

翔「これ、今日の分。で、」

今度は、私の唇を指でなぞると、そのままキスをした。



…長い。

特にエロくもなってないけど、長い。

さすがに苦しくなって、肩をトントンッってすると、離れた。

「…長いよ?」

翔「3週間分だからね♪」

バカ、とだけ言うと、私はコーヒーを入れにキッチンへ行った。

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