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この恋は、特別(ふつう)

第10章 日常という、非日常

ある日の、夜。

今日は、翔からの電話も来ないし、暇だなー、とか思っていたら、

♪~♪~

電話がきた。

「ん?翔じゃん。」

通話ボタンを押し、スマホに耳をかざす。

少しがやついた音が入り、どっかの店に居ると分かった。

「…もしもし?翔?」

?「あ、出た。」

??翔じゃない?

「誰ですか?」

?「あ、えーっと、…」

どっかで聞いたことある声。

「二宮さん、ですか…?」

二「おっ、正解。」

なんで、翔の携帯で?しかも私に?

「…?」

二「あのさ、急に、失礼なんだけど…




こっちに来れますか?」

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