テキストサイズ

この恋は、特別(ふつう)

第11章 風邪引きさん。

一時間で、仕事関係の話し合いは終わった。

「コーヒー飲む?」

大「ありがたく貰います(笑)」


「はぁ、疲れた。」

大「ね、さっき俺らがしてた話、きになんない?」

「そりゃあね、、」

すっごい気になる。

大「いやね、翔君に言ったの。油断してると、奪っちゃうよ、って。」

「…何を?」

大「藤花サンの心。」

は!?

「冗談を。」

大「本気で言ったのに、はぐらかされちゃった。」

「私のことも翔のことも馬鹿にすると許さないよ?」

大「いや。こういうことで、嘘つかないから。」

本気?

本気で言ってるの?

捨てたのに。

散々、遊んで。

あれは、嘘だったの?


それにしても、なかったことには出来ないよ?

ストーリーメニュー

TOPTOPへ