この恋は、特別(ふつう)
第11章 風邪引きさん。
「これ以上困らせないで?」
大「分かった。」
玄関まで行く。
大「じゃ、また今度。」
「ん。じゃあね。」
大「忘れないでね?あの人は、芸能人。世界が違うから。だから…」
『芸能人だと、人を愛せないの?』
後ろから、声がして振り向くと、翔がいた。
翔「芸能人。の前に、男だけど?俺。」
大「あなたが、他のヤツと違うとこ。見せてよ。ちゃんと、藤花守ってみせて?」
翔「んなの、楽勝。」
大「じゃ、それが宣戦布告ってことでいい?じゃあね」
それだけ言うと、帰っていった。
キュッ…
突然後ろから抱き寄せられた。
「…っ…」
翔「どしたの?」
ダメだ。
翔の方に向けない。
泣いてるなんて、言えないから、うつむく。
翔「泣いてる。」
向きを変えられ、向かい合わせに。
「…世界が違う。」
翔「ん?」
「私と翔は、世界が違うんだって。」
知ってた。そんなこと。
でも、いつの間にか、その事を見失ってたんだ。
恋は盲目、どっかで聞いたことある。
全く。その通りだ。
大「分かった。」
玄関まで行く。
大「じゃ、また今度。」
「ん。じゃあね。」
大「忘れないでね?あの人は、芸能人。世界が違うから。だから…」
『芸能人だと、人を愛せないの?』
後ろから、声がして振り向くと、翔がいた。
翔「芸能人。の前に、男だけど?俺。」
大「あなたが、他のヤツと違うとこ。見せてよ。ちゃんと、藤花守ってみせて?」
翔「んなの、楽勝。」
大「じゃ、それが宣戦布告ってことでいい?じゃあね」
それだけ言うと、帰っていった。
キュッ…
突然後ろから抱き寄せられた。
「…っ…」
翔「どしたの?」
ダメだ。
翔の方に向けない。
泣いてるなんて、言えないから、うつむく。
翔「泣いてる。」
向きを変えられ、向かい合わせに。
「…世界が違う。」
翔「ん?」
「私と翔は、世界が違うんだって。」
知ってた。そんなこと。
でも、いつの間にか、その事を見失ってたんだ。
恋は盲目、どっかで聞いたことある。
全く。その通りだ。