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ねぇ、麻弘…

第6章 いよいよ、お別れの時

祭壇に安置された麻弘の棺。

まだ、顔を見る事ができる。

私たち遺族はもちろん、麻弘の友人たちも周りに集まって、麻弘と最後の会話をしている。

その中に、麻弘の彼女だという女の子がいた。

最初は遠慮がちに、麻弘の棺を見ていたけど、出棺間際になって、周りの人たちをかき分けてきた。

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