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ふわふわ堕天使のスルメイカ

第9章 別れの曲

え?


「私に…ですか?」



思わずグレープジュース見つめながらきょとん。



「他に誰が居るっつーんだよ。

目の前に徳チャンしか居ねーじゃん」


そう言うと店長は私の手を掴んで



「はい!あげる!」


ポンと掌にグレープジュースを乗せた。



「どうせ昨日もダメだったんだろ?

デート」




―――――えっ…




パッと店長の顔を見上げる。





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