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ふわふわ堕天使のスルメイカ

第10章 自暴自棄

最上階に来たエレベーターに乗り込んで【閉】を押そうとした瞬間。



「させるかよ」



光もエレベーターに乗り込んで、私の腕を掴んだ。




「離してよ!」


「やだね」



光の掴む手を振り解こうとするけど、解くどころか掴む手の力は強まる。



……何なわけ!?


「抱く気も何もない癖に!!どうせあんたも私に色気も何もないから抱けないんでしょ?!離してよっ!!」



「…だからって他を探すわけ?」



「そうよ!抱いて貰えるまで探すんだから!だからほっとい…「俺が抱いてやるよ」








…えっ、




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