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ふわふわ堕天使のスルメイカ

第11章 想い出

「ねぇ、君この辺でいい動物病院知ってる?!」


「あ、はい…ここから車で10分くらいの場所に…」


「そこ、連れてって!」


「は?」


「その病院に連れてって!!」



すっごい縋るような目で…

しかも涙目で訴える彼の目。



そして




丁度その頃、私も愛犬を亡くしたばかりで。

弱ってる愛犬のために!!

っていう気持ちが凄く分かる。



だから




「私もバイト、これで終わりなのでいいですよ!行きましょう」


「っ!!ありがとうっ!!」




手に持ってたゴミを急いで捨てて。


彼と、彼の愛犬を連れて近くのペット病院へ向かった。









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