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ふわふわ堕天使のスルメイカ

第11章 想い出

「じゃぁ、ちょっと乗って?」


「えっ!?」



軽い、普通のトーンで“乗って”て言いながら助手席を開けてくれた車は、


さすがの私でも知ってるくらいの高級車のスポーツカー。



「こ、こ、こ、これですか?!」


「え?うん、ほら!乗って?」




えぇぇえええ!?



まさか、ゴミ捨て場で泣いてた人がこんな車の持ち主だとは全然夢にも思ってなかったある意味失礼な私。


完全に戸惑ってると、乗るように促され言われるがままに助手席へ。




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