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ふわふわ堕天使のスルメイカ

第11章 想い出

病院に着くと、運良くその日は空いてて直ぐワンちゃんの診察開始。



「ごめんね?何か付き合わせちゃって…」



首を横に傾げて苦笑させる彼に、私は両手を顔の前でブンブン振ってみせて



「全然ですよ!

私こそ、一生で乗る機会なんか無いと思ってたあの車の助手席に乗せて頂いて…何かすみません」



私も首を傾げて苦笑。



2人で苦笑してる姿に





「プッ!!」




お互い同時に吹き出して笑った。



この時、彼の笑う顔を見て




子供みたいに顔をくっしゃくしゃにして笑う人なんだなぁ…




って思たっけ。







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