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ふわふわ堕天使のスルメイカ

第11章 想い出

ワンちゃんは容体は大丈夫だけど、

先生と彼が気にしてる事は1つ。



「この子、どうしようか…」



ワンちゃんの引き取り手問題の事だった。



「あなたが連れて帰らないんですか?」



てっきり、彼が連れて帰るものだとばかり思ってた私。


だけど、彼の仕事上、県外での仕事もあるくらい多忙らしく断念。



そんな中でも、彼に抱かれてすっかりスヤスヤ眠ってるワンちゃんを見てると、私もほっとけなくて




「じゃあ、私の家で引き取ります」


「「え?!!」」


「私が育てるから大丈夫です」



丁度、愛犬が他界したばかりで淋しかったし…。


これもきっと何かの縁。




「いいの……?」

「いいに決まってます。」



私が育てる事に決定。


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