テキストサイズ

ふわふわ堕天使のスルメイカ

第11章 想い出

――――「私はね、本当に拓ちゃんの顔も、名誉も何もぜーんぜん興味なかったんだぁ」



拓ちゃんが美容経営だろうが

雑誌に出てようが

イケメンだろうが何だろうが



そんな事どうでも良かった。




「私は、神のために雪の中、頭を真っ白に雪で染めながら泣いてた彼が好きになった。

心が綺麗で、凄く優しい彼だから好きになった。」




でも…





「それも、もう本当に忘れなきゃだね!」



ねっ!って同意を求めようと光にニコッと微笑んでみたけど




「いちいち俺に聞く?キモイ」




同意は同意なんだろうけど…


無駄な暴言まで返って来た。



…キモイって酷くないですかー!?




ストーリーメニュー

TOPTOPへ