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ふわふわ堕天使のスルメイカ

第11章 想い出

マンションのエントランスを抜けて、さっきは空なんて見る余裕もなかった空を何気なく見上げる。



あ……

今日は満月なんだぁ……。



満月を見ると、何故だろう…

自然と心がほっこりと温かくなるような気がする。



チラッと横目で光を見ると、光も夜空を眺めてて。

口角を上げて満月を眺めてる横顔を見ると




……あ…れ……?


何か…………





心に何が引っ掛かるものを感じた。




…なんなんだろう……。




一生懸命、その引っ掛かるものが“何”か


記憶の中を探ってみるけど靄が深すぎて核に辿り着けず、断念。




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