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ふわふわ堕天使のスルメイカ

第12章 年上×年下

「ほら、もう泣くな?」



そう言いながら、泣いてる子供を慰めるように眉を下げてポンポン私の頭を撫でる光。


優しさに触れて泣きじゃくる私。



…もはや、どっちが年上なんだか年下なんだか……。



なんて、今の自分を客観視すると何だかおかしくなっちゃって



「プッ!」



今度は笑いが込み上げて来た。

光も



「は?今度は笑ってんの?」



って言いながらフッと軽く笑って




「ったく。泣いた鬼が何とやらってこの事だな」




呆れた風。




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