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ふわふわ堕天使のスルメイカ

第12章 年上×年下

「だって…何だかおかしくて」


「はぁ?何だそれ」



溢れる涙を手の甲で拭いながら、へへって笑う私を見て

光も、意味分かんねぇ女だなって呆れつつもフッと優しく笑って



最終的には2人揃って



「ふふっ…」
「ククッ…」



「「あはははははっ!!」」




顔見合わせて何が面白いのか大爆笑。

笑い声が静かな山々に木霊して、

その声に驚いたのか、木々に止まってただろう鳥も何羽か空へ羽ばたいて舞う姿が見えた。



凄く綺麗な場所だから、絶景ポイントで有名なのか私達のほかにも数名、金色の海を眺めてる人達が当然居て

一気に視線集中。



「「…すみません」」



首を竦め、2人で小さく謝った。





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