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ふわふわ堕天使のスルメイカ

第12章 年上×年下

「あんたが笑うから睨まれただろーが」

「えぇ?!光が大声で笑うからでしょ?!」

「は?!あんたが・・・」

「光だって・・・・!」



小声でヒソヒソ言い合いするも、いつの間にか沈下。



…ていうか。


目の前の壮大に広がる“金色の海”の前で言い合いしてる事がバカバカしく思えてきて。


多分、光も同じように思ったんだと思う。




「ほんと…綺麗だねぇ……」


「だな…」




大自然が創り出す幻想的な【黄色の世界】の中



2人、ほっこり気分で口元が弧を描く。








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