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ふわふわ堕天使のスルメイカ

第12章 年上×年下

光はベンチに座ったまま景色を堪能。


私は、携帯で綺麗だと思う景色をカメラでパシャリ。



湖にふわっと落ちる葉で出来る波紋を取ってみたり


鏡のように見事に木々の黄色を写し出す水面に風に吹かれ1枚の赤の葉が舞い落ちた瞬間を激写してみたり


完全1人の世界。




思うままにパシャパシャ写真を撮りながら、ふと光が座ってるベンチに視線を向けると

そこに居るはずの光は居なくて。






……あれ?





「光……?」





写真を撮る手を止めて、キョロキョロ辺りを見渡す。







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