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ふわふわ堕天使のスルメイカ

第12章 年上×年下

光は一通り教え終えたのか


「うん、バッチリ!さっ、撮ろうぜ?」


って上機嫌。


私の隣りに並んで、おじさんの持つ私の携帯に向かって何やら決め顔。



いやいや!

何で私の携帯で、何で私と2ショット写真を?!

しかも、このおじさん…誰?!




今の状況に何が何だか分からず光の顔を見上げる。

光はしっかりとカメラ目線だったけど、私の視線に気付いた光は目線だけ私に向けた。



「俺見てないでカメラ見ろよ」


「ねぇ、何で一緒に写真なの?」


「だから記念だっつったろうよ」


「それが何で私の携帯…「はーい!じゃぁ撮るよー?」


「あ、すみません!お願いします!」




えー!

このタイミングでおじさん入ってくるー?!

私の声は思いっきり無視ですかー!




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