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ふわふわ堕天使のスルメイカ

第13章 年上×年下 2

「“俺の”って…どういう事、かな?」


拓ちゃんは物腰は柔らかいのに、変わらず光に向ける眼光は鋭い。



…こんな拓ちゃん…始めて見る。



でも、そんな拓ちゃんに光も全く負けてない。



光は、一瞬ニヤリと笑った後、私の腕を引っ張り。




え?




と思う頃には、私は光の腕の中に居て思わず光の顔を見上げる。



そこには、凄く拓ちゃんを煽るような表情をした光がいて





「言ったままの意味だけど?」





でも、そう思った瞬間光の手が強くなって再び胸の中へ。


私の視界は光の胸に遮られる。







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