ふわふわ堕天使のスルメイカ
第13章 年上×年下 2
ただでさえ拓ちゃんの突然の出現に戸惑ってる私なのに
光に、しかも拓ちゃんの目の前で抱き締められてる状況に更に戸惑う。
光の腕から抜け出そうにも、光の胸を両手で押すたびに光がギュッと抱き締める力を加えて阻止。
私の視界は、拓ちゃんも光も捉える事なく光の胸だけ。
だから、
私が2人を感じれるのは、聴覚のみの現状に更に更に戸惑う。
「うん。だからね?その意味が分からないんだけど?」
「仕事バリバリ。女バリバリの癖に理解力ねぇーのな。あんた」
「理解力というか、全て勘違いじゃないの?
君の」
「ハッ!どっちが勘違いなんだか」
物腰柔らかく優しい、けど冷たい拓ちゃんの声。
煽るように、挑発的で冷たい光の声。
声だけしか届かないけど、肌で感じる空気感は凄く鋭くて。
拓ちゃんと光を取り巻く空気も、声と同様
氷のように冷たい。
光に、しかも拓ちゃんの目の前で抱き締められてる状況に更に戸惑う。
光の腕から抜け出そうにも、光の胸を両手で押すたびに光がギュッと抱き締める力を加えて阻止。
私の視界は、拓ちゃんも光も捉える事なく光の胸だけ。
だから、
私が2人を感じれるのは、聴覚のみの現状に更に更に戸惑う。
「うん。だからね?その意味が分からないんだけど?」
「仕事バリバリ。女バリバリの癖に理解力ねぇーのな。あんた」
「理解力というか、全て勘違いじゃないの?
君の」
「ハッ!どっちが勘違いなんだか」
物腰柔らかく優しい、けど冷たい拓ちゃんの声。
煽るように、挑発的で冷たい光の声。
声だけしか届かないけど、肌で感じる空気感は凄く鋭くて。
拓ちゃんと光を取り巻く空気も、声と同様
氷のように冷たい。