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ふわふわ堕天使のスルメイカ

第13章 年上×年下 2

突然、何かが憑依したのか?!

って思うくらいヒィーヒィーと笑い出す光に拓ちゃんは前から。

私は背後から




「「はっ?!」」



何がそんなお腹抱えるほど笑えるのかさっぱり分からない私は、未だ笑い転げる勢いの光の背中を見つめながらポカーン。



拓ちゃんに至っては、笑ってる光が気に入らないようで




「何がそんなオカシイ?」




少し苛立ってる様子。

…て、そりゃそうだよね。

突然、目の前でゲラゲラ笑い出されたら誰だって不愉快だと思うもん。



光は拓ちゃんの言葉で徐々に笑い過ぎたせいか、上がった息を整えながら




「あんた、ほんとバカなのな」




一言、呆れたように言い放った。




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