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ふわふわ堕天使のスルメイカ

第14章 想い出の・・・・

光の切り出した第一声に心臓がバクバクと激しく脈打ち始める。



“これから言う言葉は本音”



この言葉の後に



“月が…”



この言葉に繋がる言葉を自分で先に予想して、高鳴る鼓動に思わずギュッとミルクティを握り締める手に力が入る。



“月が…”



これって…もしかして雫月と同じ流れに……・?



私はギュッと目を綴じて光の声に集中。




「月が……」





生唾をゴクリ。






「真ん丸過ぎて、なぁんか肉まん食いたくならね?」




………。



………。





「はい?」






肉まん?!








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