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ふわふわ堕天使のスルメイカ

第14章 想い出の・・・・

「いや、寒いし、月丸いし。

肉まん食いたくならね?」


「なりませんけど?!」




月が…に続く言葉って肉まんかよっ!!

てっきり雫月の彼氏と同じような…



…て。

良く良く考えたら、あの彼氏はインテリ系だもんな。

毒舌男には程遠いロマンチックな言葉だよな。



なんて1人で色々思ってたら、光が突然




「俺さ、この公園で忘れられない想い出があるんだよねー」




って、空に視線を向けたまま




「俺、昔この公園で女に振られたんだよね」





ゆっくり優しい口調で言葉を紡ぎ始めた。





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