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ふわふわ堕天使のスルメイカ

第3章 天使・・いや・・悪魔かも・・です。

しかも。




「言われた通りに降りたけど?」




そう言って私の鼻スレスレの位置に顔を近付けフッと鼻で笑う彼の顔は



“ブサイク”



なんて言えないほど美形で。


細工不可能と書いて“不細工”なんて言えないほどの美形の持ち主で。



手足はスラッと長くて

日に透けて少し茶色の髪はヘアー剤で無造作に遊んでて今風で

キレ長の目に光る瞳は薄いブラウンで色白の肌とピッタリ合ってて



一見、外人さんかと思うくらいの容姿に何も言えずただ目を見開いて見入ってしまってる私は





「何?見とれてんの?」





この発言で、夢見心地な気分だった自分から一気に現実に引き戻される。







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