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ふわふわ堕天使のスルメイカ

第3章 天使・・いや・・悪魔かも・・です。

はっ!?


「だ、だ、だ、誰が見とれてなんか‥っ!!」



空から降って来た性悪男のズバリの言葉にカァッと一気に顔が熱くなりつつも必死に否定。




「ふぅ~ん?」




私の反応を見て性悪男は小馬鹿にしたように口角を上げてニヤリ。




「ちょ、ちょっ‥!?」




私の顎を親指と人差し指でクイッと上げて




「もしかして」





そう言いながらズイッと更に顔を近付ける。



性悪男の顔がさっきより更に近付いて、

傍から見ると…



キス‥寸前の距離感。だと思う。



薄い茶色の瞳に映り込む自分を戸惑い囚えながら不覚にも





ドキドキドキドキ‥・・





鼓動が高鳴る。







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