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ふわふわ堕天使のスルメイカ

第17章 触れた想い

彼女の温もりを感じた喜びは次の日も当然消える事なくて。


それどころか


以前にも増して、彼女が愛しくて、愛しくて仕方がなくなってた俺。


いつもは、どちらかが部活が無い日は先に帰ったりしてたんだけど、この日は彼女を待ってた。


彼女もたまに待ってくれてた事があったから。




教室で適当に過ごしながら待ってた時




「きゃははははは!何それー!」

「いや、マジだって!」



彼女と彼女の友人の声が廊下に響いた。



その声に合わせて俺も帰り支度を始めながら彼女が教室へ入ってくるのを待ってると




「で、拓とはどうすんの?」





――へ?



お、俺???




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