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ふわふわ堕天使のスルメイカ

第17章 触れた想い

ガラッ



教室に入って来た彼女達にバレないようにロッカーの中で身を潜める。


まさか、俺がロッカーに居るなんて思ってもない彼女達はペラペラ更に言葉を続けた。



「あんた酷いね?」


「だって、どうせ処女無くすならイケメンがいいじゃん!」


「そうだけどさー高校生の彼氏にバレたらどうすんの?」


「バレないバレない!

それに拓とはヤッたからもう別れるしねー。」


「え?別れんの?!勿体なくない?!」


「そうなんだよねー。連れて歩くには拓なんだけど。

でも、やっぱ年上の方が色々都合がいいんだよねー♪」


「あんた、いつか罰当たるわ」


「えぇー?アハハハ」




ガラッ





彼女は当然、俺の存在に気付く事もなく教室から出て行った。




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