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ふわふわ堕天使のスルメイカ

第18章 触れた想い 2

車の中。


しっかり子犬を大事に愛しそうに抱いてる彼女に



「ねぇ」


「はい?」


「俺の事、知ってる?」



何となく、彼女は俺の事全然知らないんじゃないか?と思ってた疑問をぶつけた。


すると、案の定。



「どこかでお逢いしたことありましたっけ?!

コンビニのお客さんですか?」



全然知らなさ風。



……だからか。


だから今まで一切俺に興味も示さなかったのか。



そう思うとちょっと面白かった。




――けど。




じゃぁ…逆に俺の事知ったらどう変化する?







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