ふわふわ堕天使のスルメイカ
第18章 触れた想い 2
―――なんだか、良く分からないけど。
車の中のたかだか5分10分の時間が凄く居心地が良かった。
苛々したり、呆れたり、無心だったり。
女を乗せてるとそんな感情しか湧き起こらなかったのに、今、凄く楽しんでる自分が居て。
その証拠にデッキから流れる音楽に合わせて鼻歌なんかやっちゃってる上機嫌風な俺。
そんな自分、何かキモい。
でも、キモくてもいいから…
もう少しだけ…彼女に触れていたい。
「俺がドックフードやら全部プレゼントするよ!」
「え?!」
「だから今から買いに行くぞー♪」
「えぇぇえええ!??」
子犬、ごめん。
お前をダシに使ってしまった。
でも…
お前の用品、沢山買ったんだから許せ?
車の中のたかだか5分10分の時間が凄く居心地が良かった。
苛々したり、呆れたり、無心だったり。
女を乗せてるとそんな感情しか湧き起こらなかったのに、今、凄く楽しんでる自分が居て。
その証拠にデッキから流れる音楽に合わせて鼻歌なんかやっちゃってる上機嫌風な俺。
そんな自分、何かキモい。
でも、キモくてもいいから…
もう少しだけ…彼女に触れていたい。
「俺がドックフードやら全部プレゼントするよ!」
「え?!」
「だから今から買いに行くぞー♪」
「えぇぇえええ!??」
子犬、ごめん。
お前をダシに使ってしまった。
でも…
お前の用品、沢山買ったんだから許せ?