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ふわふわ堕天使のスルメイカ

第18章 触れた想い 2

子犬のベッドやドックフード。

毛並みを整える美容グッズ。


店員に必要な物を全部レジ前に持って来させてお買い上げ。


レジの女性はきっと俺に気付いてたんだろう。


頬を赤らめながらレジを打って、上目で俺を見てるというのに、彼女はというと




「わわっ……なんじゃこりゃ……」



爬虫類を見て1人ドン引き。



なんじゃこりゃ…



君にそのまま返したい言葉だよ。




なんて心の中で彼女に向けてみたりした。



とにかく、彼女との時間が凄く新鮮で。

無駄に色目を使わない。
色眼鏡で俺を見ない彼女の視線が凄く嬉しくて。




「ねぇ、またワンちゃんに逢いに来てもいいかな?」




なんて、自分から彼女に頼んでた。




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