
ふわふわ堕天使のスルメイカ
第22章 心愛の“心”
公園に着くまでの間。
冷たい外気に震えながら、かじかむ手を温めるために自販機でココアを購入。
大好きな小岩井のココアが無かったのがちょっと残念…。
どうせならコンビニで買ってから出れば、もう少しココアで温められたんじゃないだろうか…
なんて思うと、そこも後悔。
ココアで冷たくなった手を温めながら、駅前の公園へ足を踏み入れると
イヴだからかな。
もう、この時間はパーティだのなんだの始まってる時間だからかな。
いつもより人が居なくて静まり返ってた。
そんな公園の中をザッ、ザッと砂を鳴らしながら時計台下のベンチへ。
そっとベンチへ腰を下ろすと、冷たい空気で冷え切ってたベンチの冷たさがジーンズを伝って感じて、ゾクッと鳥肌。
手を温めるために買ったココアを開けてゴクリと一飲みして空を見上げると。
「わぁ……満月だ」
冬の澄んだ夜空に浮かぶ満月が、優しく月光を放ちながら輝いてた。
綺麗な真ん丸の月に見惚れながらも、頭の中は明日の事で既にいっぱい。
明日、どうしよう。
どこで待ち合わせしよう。
なんて考えてたんだけど、基本的な事。
先に連絡しなきゃ何も始まらないじゃん。
冷たい外気に震えながら、かじかむ手を温めるために自販機でココアを購入。
大好きな小岩井のココアが無かったのがちょっと残念…。
どうせならコンビニで買ってから出れば、もう少しココアで温められたんじゃないだろうか…
なんて思うと、そこも後悔。
ココアで冷たくなった手を温めながら、駅前の公園へ足を踏み入れると
イヴだからかな。
もう、この時間はパーティだのなんだの始まってる時間だからかな。
いつもより人が居なくて静まり返ってた。
そんな公園の中をザッ、ザッと砂を鳴らしながら時計台下のベンチへ。
そっとベンチへ腰を下ろすと、冷たい空気で冷え切ってたベンチの冷たさがジーンズを伝って感じて、ゾクッと鳥肌。
手を温めるために買ったココアを開けてゴクリと一飲みして空を見上げると。
「わぁ……満月だ」
冬の澄んだ夜空に浮かぶ満月が、優しく月光を放ちながら輝いてた。
綺麗な真ん丸の月に見惚れながらも、頭の中は明日の事で既にいっぱい。
明日、どうしよう。
どこで待ち合わせしよう。
なんて考えてたんだけど、基本的な事。
先に連絡しなきゃ何も始まらないじゃん。
