ふわふわ堕天使のスルメイカ
第23章 St.Xmas
「――――え……?」
私を見る拓ちゃんの瞳が、ゆらゆら揺れる。
「え…?
昨日電話…くれたよね?」
「うん、電話したよ。
拓ちゃんにちゃんと、ちゃんと伝えなきゃって思ったから電話した。」
ちゃんと私が思った事。
この1ヶ月、拓ちゃんを想って考えた事。
ちゃんとちゃんと伝えなきゃって思ったから
「私が電話したのは、拓ちゃんを選んだからじゃない。
拓ちゃんに笑ってて欲しいから…
だから電話したの」
もし、何の連絡もせずに拓ちゃんと終わらせたら……
きっと彼はまた自分を責める。
自分がやってきた事。
自分がずっと抱いてた思考を責める。
でも…それじゃ何も変わらないんだ。
これから知り合うであろう女性とも上手く行かない。
だから笑えなくて自虐に走る。
自分を嘲笑いながら女性不信のまま。
それじゃダメなんだ。
それを変えれるのは……
「何…言ってんの…?
俺は心愛が居なきゃ笑えないよ?」
「ううん。違うよ?
拓ちゃんは“笑えない”じゃない。
“笑おうとしない”んだよ」
自惚れかもしれないけど、私以外いないんじゃないか。
そう思ったんだ…。
私を見る拓ちゃんの瞳が、ゆらゆら揺れる。
「え…?
昨日電話…くれたよね?」
「うん、電話したよ。
拓ちゃんにちゃんと、ちゃんと伝えなきゃって思ったから電話した。」
ちゃんと私が思った事。
この1ヶ月、拓ちゃんを想って考えた事。
ちゃんとちゃんと伝えなきゃって思ったから
「私が電話したのは、拓ちゃんを選んだからじゃない。
拓ちゃんに笑ってて欲しいから…
だから電話したの」
もし、何の連絡もせずに拓ちゃんと終わらせたら……
きっと彼はまた自分を責める。
自分がやってきた事。
自分がずっと抱いてた思考を責める。
でも…それじゃ何も変わらないんだ。
これから知り合うであろう女性とも上手く行かない。
だから笑えなくて自虐に走る。
自分を嘲笑いながら女性不信のまま。
それじゃダメなんだ。
それを変えれるのは……
「何…言ってんの…?
俺は心愛が居なきゃ笑えないよ?」
「ううん。違うよ?
拓ちゃんは“笑えない”じゃない。
“笑おうとしない”んだよ」
自惚れかもしれないけど、私以外いないんじゃないか。
そう思ったんだ…。