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ふわふわ堕天使のスルメイカ

第24章 聖なる夜に・・・・・・

「あ、ごめんね!!」


焦ったような、恥ずかしそうな風に、私の両手をパッと話すお母さん。


……第一印象。


表情がコロコロと良く変わる人だなぁ…。

光は…お父さん似なのかな。


って思った。


どっちかと言えば、あまり喜怒哀楽を表に見せないタイプだもんね。

光って。


なんて、しみじみ思いながらじっとお母さんを見てると



「…心愛さん?」


顔を覗き込まれ、


「あ、すみません!!」


今度は、私が焦りながら1歩後ろへたじろいだ。


そんな私をクスクス笑うお母さんを見て



あ……

優しく笑う目尻の辺りは、やっぱり光に似てる…。


なんて思うと、当たり前の事なんだけど


親子なんだなぁ…。


なんてしみじみ感じながら、凄く優しい微笑みをするお母さんが綺麗で

見惚れてしまった。




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