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ふわふわ堕天使のスルメイカ

第24章 聖なる夜に・・・・・・

電車の進みに合わせ、窓の外に視線を向けながら


頭の中は、光一色。


…今から行く場所にもし、光が居ない場合は…


次は、もう完全にお手上げだ。


電話もメールも。

一向に出ないし、一向に返って来ない。


じゃぁ…LINEは?


なんて、思って送信してみたけど。

当たり前。

既読なんて付くわけなんかなくて。




はぁ……。




何とも言えない息が零れる。




だけど、光と話をする事は諦めたくない。

諦めたくない。


電話に出てくれない事も、メールを返信してくれない事も。

LINEの既読をスルーしてる事も、全部全部私のせいだって分かってるから。


私が、そうさせてるって分かってるから。



だからこそ、諦めず、ちゃんと光と話をしなきゃ行けない。





――今日という、クリスマスの日に…。








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