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ふわふわ堕天使のスルメイカ

第24章 聖なる夜に・・・・・・

ぶっちゃけ、足は痛いし、ヒィヒィと悲鳴を上げてる。

私が足なら「いい加減休ませろ!コラッ!」って怒鳴ってる。


朝、早起きして一生懸命仕上げたメイクもダダ取れ。

汗で浮いて、もはやスッピンに付け睫毛付けてますけど、何か?

スッピンだけど、アイメイクだけは手を抜きませんのや?


て言わんばかりのメイク状態。

一層の事、潔く付け睫毛も取ってやろうか?!

と、親指と人差し指で挟んでは見たけれど…



いやいや、そしたら完全手抜きのスッピンじゃん…


そう思って躊躇。

電車とバスに揺られてる間に、チャチャっとメイク直しでもすればいいんだろうけど。


普段、持ち歩かない私は今日も持ち歩くわけがない。




…習慣って恐ろしいな…。



髪型も、一生懸命巻いて巻いて。

いつもより気張ってみたけど、ガンガン走ったせいでカールはダレダレ。

ボサボサ。

気の毒な風にしか見えなくて。

絶対、傍から見たら



クリスマスに男に振られた女



の像が出来上がってると、思う。





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