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ふわふわ堕天使のスルメイカ

第24章 聖なる夜に・・・・・・

バスを降りた私は、前回来た時より、更に紅葉されてる木々を見ながら

記憶を辿って、彼がいるかもしれない場所に向け足を向けた。



……今の状況に弱音を吐けばキリが無い。


普段の私なら、絶対ここまでしてない。


…と思う。多分。

少なくとも、こんなに走ってないとは思う。



じゃぁ、何で今は諦めないの?


じゃぁ、何で今は走れてんの?



そう、自分に自問自答したとすれば、返す言葉はただ1つ。





――いつも、光が私を見つけてくれてたから。




ただこれだけ。



いつも、私を探してくれてた光。

探してくれてるなんて、全然思ってなかった。

これっぽっちも考えてなかった私を、彼は探してくれてたと言った。


だから。




だから、今度は私が彼を探し出す番。




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