テキストサイズ

ふわふわ堕天使のスルメイカ

第24章 聖なる夜に・・・・・・

「光……」


「んー?」


溢れる涙をグッと堪え、体内に無理矢理戻して。


今日、光に伝えたかった事。

光に伝えるために



「ごめ……、私……あの……」



ただでさえ。

汗でグシャグシャだった顔を、更に涙でグシャグシャにさせた顔で光の顔を見上げ。

今日、光に言いたかった事を言い掛けた、瞬間。




「ダーメ」





~~ッ?!




細くて長い、綺麗な光の人差し指がそっと私の唇に当てられて



私の発言は、強制停止。




光の行動に、思わず鼓動が高鳴る。






ストーリーメニュー

TOPTOPへ