テキストサイズ

ふわふわ堕天使のスルメイカ

第25章 聖なる夜に・・・・・ 2

「着いた!」
「やっと着いたぁ~~~………」


余裕たっぷりでベンチに座る光。

雪崩れ込むようにしてベンチに座る私。


「膝、大丈夫か?」


何度も何度も、毒舌吐いた後には心配してくれてた光。


…不謹慎かもしれないけど…


怪我して良かったかな…なんて思ってしまった瞬間。




「やっぱ、ここ綺麗だな…」



光は頬を綻ばせながら、ベンチに両肘付いて目の前の景色を堪能。



「ほんと…綺麗だねぇ……」



私も目の前に広がる景色に思わずニンマリ。


私と光が辿り着いた先は、以前光が連れて来てくれた



THE “黄色の世界”。




ストーリーメニュー

TOPTOPへ