
ふわふわ堕天使のスルメイカ
第25章 聖なる夜に・・・・・ 2
以前、連れて来て貰った時から日数はそんなに経ってないのに。
前回来た時と目の前の景色が違うように見えるのは
……私の気持ち…のせい……?
なんて思ったりもした。
恐らく、そうなんだろうなって。
気持ち1つ違うだけで見る世界は全然違った物に見える。
だから、前回見た時と違う景色なんだろうな……うんうん。
「前回来た時と少し景色違うだろ?」
「へ?!」
光の言葉が自分の思考とリンクしてて、思わずビックリ。
「時間的にも違うんだけど。
ちょっと向こう行こうか」
そう言って、光はもっと景色が見える場所へ私の手を引いて連れて行ってくれて。
「ほら、見てみ?」
目を細めて笑いながら、私の顔を覗き込んで向こう側に指を差す。
何だろ?
不思議に思いながら、光の指の先に視線を流すと
「わぁ…ッ!」
銀杏の黄色に囲まれた湖に夕陽の朱が映り込み
所謂、自然が生み出した
“黄色と赤の世界”
がそこにあった。
前回来た時と目の前の景色が違うように見えるのは
……私の気持ち…のせい……?
なんて思ったりもした。
恐らく、そうなんだろうなって。
気持ち1つ違うだけで見る世界は全然違った物に見える。
だから、前回見た時と違う景色なんだろうな……うんうん。
「前回来た時と少し景色違うだろ?」
「へ?!」
光の言葉が自分の思考とリンクしてて、思わずビックリ。
「時間的にも違うんだけど。
ちょっと向こう行こうか」
そう言って、光はもっと景色が見える場所へ私の手を引いて連れて行ってくれて。
「ほら、見てみ?」
目を細めて笑いながら、私の顔を覗き込んで向こう側に指を差す。
何だろ?
不思議に思いながら、光の指の先に視線を流すと
「わぁ…ッ!」
銀杏の黄色に囲まれた湖に夕陽の朱が映り込み
所謂、自然が生み出した
“黄色と赤の世界”
がそこにあった。
