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ふわふわ堕天使のスルメイカ

第25章 聖なる夜に・・・・・ 2

……そんな事言われちゃったら。


後ろから黙って見てた光にムカついた感情さえも、スッと流れて消えちゃって。

必死で探してたのに、本人は後ろで見てたなんてふざけんな!!

って思う苛立ちさえもスッと消えちゃって。


全部全部、抱いた光を否定する気持ちは消えちゃってしまうじゃん……



「心愛が扱けた時、怪我までさせてしまって。

もっと早く声掛けておくべきだったって反省した。

本当、ごめんな?」



……ほら。



そんな反省してる声色で、眉を下げて申し訳なさそうな顔して




「だけど、本当に嬉しくて仕方がなかったんだ。

心愛が必死に探してくれて。

ボサボサな髪も愛しいと思えるほど可愛くて仕方がなかったんだ。


でも、ごめんな?」




なんて、ズルい言葉ばっか吐かれちゃうと

単純バカな私は




「……うん。私こそ最初に説明しなくてごめんね?」




なんて、許して自分も謝っちゃうんだ。








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