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ふわふわ堕天使のスルメイカ

第27章 番外編

ロマンチックな、歯が浮くような言葉じゃ全然なくて。

ドラマのような言葉でも、全然なくて。

貶されてる感がハンパない言葉が沢山沢山並べられた、

何とも、上から目線バリバリの。


だけど、光らしいプロポーズ。


こんな時も、優しい暴言を交えながら言ってくれちゃう光に


私は



今日も光への“好き”が1つ増えた瞬間。



光は、去年、この場所で約束してくれた通り

毎日毎日、沢山の“好き”を私にくれて。

毎日毎日、沢山ドキドキさせてくれて。

毎日毎日


沢山の、バカをくれる。

…バカは別に嬉しくないんだけど。



『だったら、俺達は100年後も一緒に居られるな?』



この言葉も、本当になりそうな予感さえしてくる。









「よし!取り敢えず、行くか」


「どこに?」


「ん?俺からのクリスマスプレゼント!」


「へ?!」



な、何?

急に………






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