ふわふわ堕天使のスルメイカ
第27章 番外編
――――ほんと。
病院で1人、ソワソワしてる癖に。
落ち着かない癖に。
なのに、私の心の中をいとも簡単に読み取っちゃう光は
本当に読心術か何かを習得してんじゃないか?っていつも思う。
きっと、今だって私の心の中を読み取って言葉をくれたんだ。
妊婦さんのお腹を優しい眼差しで見てた光を見て、私が思った事を
光はきっと読み取っちゃったんだ。
もし…妊娠が間違いだったらどうしよう……
って。
楽しみにしてる風な光を、ガッカリさせちゃったらどうしよう…
って。
光の眼差しを見ながら、少し心配になっちゃった私。
でも、そんな私の気持ちに気付いて光は
『大丈夫。』
そう言ってくれたんだと思う。
私は光の手をギュッと握り返して
「ありがとう、光」
「んー?」
「ありがとう!」
「フッ。ありがとう星人か?」
「ありがとう」
「はいはい。」
光の気持ちが嬉しくて、感謝の気持ちを連呼。
光はいささか連呼され過ぎて恥ずかしいのか、頭をポリポリ掻きながら照れてた。
そんな光に、私は今日も
「光…大好き」
光への“好き”が増えた。
病院で1人、ソワソワしてる癖に。
落ち着かない癖に。
なのに、私の心の中をいとも簡単に読み取っちゃう光は
本当に読心術か何かを習得してんじゃないか?っていつも思う。
きっと、今だって私の心の中を読み取って言葉をくれたんだ。
妊婦さんのお腹を優しい眼差しで見てた光を見て、私が思った事を
光はきっと読み取っちゃったんだ。
もし…妊娠が間違いだったらどうしよう……
って。
楽しみにしてる風な光を、ガッカリさせちゃったらどうしよう…
って。
光の眼差しを見ながら、少し心配になっちゃった私。
でも、そんな私の気持ちに気付いて光は
『大丈夫。』
そう言ってくれたんだと思う。
私は光の手をギュッと握り返して
「ありがとう、光」
「んー?」
「ありがとう!」
「フッ。ありがとう星人か?」
「ありがとう」
「はいはい。」
光の気持ちが嬉しくて、感謝の気持ちを連呼。
光はいささか連呼され過ぎて恥ずかしいのか、頭をポリポリ掻きながら照れてた。
そんな光に、私は今日も
「光…大好き」
光への“好き”が増えた。