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ふわふわ堕天使のスルメイカ

第28章 番外編 ②

「私……あの………」


俺と彼女の間、1メートル。

その間に、今まで以上に漂う緊張感。

何故か、俺が生唾ゴクリ。



「あの……」



モジモジしながら、なかなか“あの”から進まない彼女。


…こういう時、俺はどうしてたらいいんだ?

何か、声を掛けるべきか…

それとも黙っておくべきか……。


今まで、軽い感じでこんなシーンは正直何度かあったが…

こんな真面目っぽいシーンは初めてな俺は、柄にもなく戸惑いMAX。




「あの…その……」



どんどん顔が真っ赤に変化してく彼女。

俺は、彼女の目線まで屈んで



「なに?」



逆に、問い掛けてみた。




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