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ふわふわ堕天使のスルメイカ

第29章 重盛家のクリスマス

*心愛 side*



何度も。


何度も何度も、角度を変えながら



「んっ…」



深いキスを落とす光。



私の、光への想いが伝わるように…

私の、光への愛が届くように


私も光にギュッと抱き付く。



すると、突然

光は唇を離し、私の身体を引き起こして



「わっ…光!?」


「シーッ!2人が起きるだろ?」



ふわっと私をお姫様抱っこ。



「お、重くないの…?」


「重い。うそ。重くない。嘘」



とどのつまり、どっちなんだろ?


光の返答に悩んでるうちに、光は私を抱っこしたまま寝室へ連れて行き


ベッドの上に優しく降ろした。




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