無料で楽しめるちょっと大人のケータイ小説

「あの‥‥ありがとう…」



泣いたからだと思うけど…


今、本当に彼が言うように今心が凄くスッキリしてる。


この人が慰めてくれなかったらこんな気持ちには今頃なってなくて


きっと


モヤモヤ、どす黒い気持ちのまま今日1日…


ううん。


当分の間過ごしてたと思う。


だから



「ありがとう。

服、濡らしちゃってごめんね？」



おずおず上目で謝ると、彼はフッと優しく目を細めて笑って




「気にすんな？

あんたがスッキリしたら服なんてどうって事ない」



そう言って私の頭をポンポンと叩いた。



「けど、」



？