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夢見るシンデレラ。

第3章 *魔法使い...





『はい』



「ーー?」



『口、切れてるよ。』













差し出されたハンカチを口元に当てると、ふんわりとイイ香りが鼻を過った。













「湊、大丈夫?」













側に寄る蓮と徹を横目に立ち上がった美月







そのまま無言で立ち去る。














「湊・・?」



「あの女・・・」



「ーー?」














この時はまだ名前も知らない美月の背中を黙って見つめた。




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