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夢見るシンデレラ。

第4章 *永遠の11:59...





見慣れた懐かしい風景に心が少しだけ寂しくなる。









あいつの顔が、




あいつの声が、




あいつの仕草が、











全て脳裏に焼きついてるー・・

















『美月様、』



「ーー?」



『僕はあなたを尊敬します。』



「・・・え?
いきなりどうしたんですか?」



『美月様がお屋敷にいた頃は心の支えと言っても過言ではありませんでした。
お屋敷自体も明るくなり、湊様の性格が丸くなったのも事実です。』



「・・・・・」



『本当にありがとうございました。』
















バックミラー越しに目が合った西田さんは優しく微笑み、思わず軽く会釈を返した。



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