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夢見るシンデレラ。

第4章 *永遠の11:59...





「あ、美月、」



「ーー?」



「ちょっとだけ。」



















握られた手を引かれて、玄関とは逆の方へと歩き出した。



















「どうしたの?」



















湊の部屋の前で立ち止まり、疑問符を頭に浮かべた美月が首を傾げる。



















「開けてみて」



「ここ、」



「いいから。」




















社長の部屋の中を見て何があるんだろうかー・・・










不安と疑問がますます大きくなり、恐る恐るドアノブに手をかけた。



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